菊地貴弘様/住友生命保険相互会社 営業総括部 営業支援室長
鈴木勝也様/住友生命保険相互会社 営業総括部 営業支援室上席部長代理(当時)
自己紹介と事業紹介をお願いいたしします
菊地
弊社は生命保険業とその付随業務を幅広く行っており、営業総括部は全国の営業職員チャネルにおける販売推進に取り組む部署になります。その一環として、営業支援の枠組みの中でマスメディアを中心とした広告宣伝を担当しています。
日常生活の動線上にあるメディアだから
普段の会話で話題に上りやすいのでは?と考えた
FamilyMartVisionをお知りになった経緯を教えてください
鈴木
もともと弊社商品の住友生命「Vitality」のリワード(特典)提携企業としてファミリーマート様とお付き合いをさせていただいている中で、広告媒体の一つとして紹介いただいたのがきっかけでした。ちなみに私が初めてFamilyMartVisionを見たのは、3年前に自宅近くのファミリーマートに出かけたときのことです。「こういう広告媒体もあるんだ。面白いな」と感じたのが最初の印象で、マスメディア中心のプロモーションから少し変化を加えたい思いもあり、2023年に出稿をスタートしました。
菊地
マスメディア広告効果はもちろん大きいのですが、メディアの多様化によって特に若年層の視聴環境に応じて新たな広告媒体の選定を模索しているタイミングでもありました。コンビニの店内でこうしたプロモーションができるのは新鮮でしたし、ぜひトライしたいと思ったのが最初でしたね。
現在(2025年3月)、FamilyMartVisionに出稿されている広告内容を教えてください。
鈴木
昨年9月末に発売した新商品『3大疾病PLUS ALIVE』のCMを9月末から今年3月にかけて約半年間、出稿させていただいています。Mr.Childrenの楽曲「HANABI」に合わせて、俳優の有村架純さんの表情と変わりゆく空の様子とともに、「支えつづける保険」というフレーズを伝える内容です。発売当初からテレビCMを中心に展開し、おかげさまで好評を博すCMになっています。
そのなかで、FamilyMartVisionに出稿された狙いや目的を教えてください。
鈴木
商品に対するお客さまの商品名称認知を高め、営業職員の販売支援につながる訴求を期待したいという目的がありました。従来の出稿実績からも、全国に展開できて幅広い年代の方々と接点が得られ、反響をいただいていたことから今回の商品プロモーションでも出稿させていただくことにしました。特に若年層の方に向けて訴求できる媒体だと感じたほか、コンビニへの来店という日常生活の動線の中にあるメディアということで、お客さまとの日常会話の中で話題になりやすいのでは?と考えたのも主な理由でした。
菊地
今回放映するCMのコンテンツが、楽曲が大きなポイントとなっている点も大きかったと思います。「音」という部分を重視していたこともあって、コンビニ店内でテレビ以上の大画面で、なおかつ音声付で放映されることも魅力に感じましたね。
どこで広告を見ましたか?という問いで
テレビの次に挙がったのがFamilyMartVisionだった
これまでテレビを中心とした各メディアで広告展開を行ってこられたと思いますが、その中でFamilyMartVisionの特徴や活用方法はどのようにお考えになりましたか?
鈴木
個人的には全国的に広がっている媒体であるという印象がありますし、家の外で接触する媒体で音が出るというのは多くないという印象があるので特徴的だと思っています。またデジタル広告はスキップ機能があるものも多いなかで、FamilyMartVisionは最後まで流れ切るわけで、画面は流して見ていても強く耳に残る部分は他の広告との差別化要素だと感じています。
菊地
今回、広告プロモーションの期待として複数回の広告接触による“刷り込み”が重要と考えていましたので、一定の人数規模でのリーチに留まらず、複数回のインプレッションによる印象の蓄積が必要と考えていました。「HANABI」は幅広い年齢層に知られるスタンダードなヒットナンバーとして若年層にも受け入れられています。楽曲の印象はかなり大きく、印象の蓄積効果は大きなものだったと思います。
保険販売は全国の営業職員さんが主体になっていると認識していますが、FamilyMartVisionへのご出稿に際しての営業職員さんの方からの声などあれば教えてください
鈴木
昨年12月に、今回の『3大疾病PLUS ALIVE』の広告について社内アンケートを取りました。「どこで広告を見ましたか?」という問いでは、やはりテレビが一番多い答えでしたが、2番目に挙がったのがFamilyMartVisionだったんです。「ファミマでよくCMを見る」「曲が聞こえてきて思わず手を止めて見てしまった」「営業の場面でお客様との話題になった」といった声が多く聞かれました。営業職員もCMについて訊かれた際に、「ファミリーマートに行けば見られますよ」と具体的に案内できることでお客さまに喜ばれ、好感を持たれたようです。
また、「ファミマに行ったら住友生命のCMが流れていて、(HANABIや有村架純さんが好きなので)テンションが上がった」、「ふだん保険のことはあまり考えないけれど、気になって調べてみた」といったお客さまの声をいただいたのは印象的でしたね。
全国展開の商材にはいっそう効果的
音による”刷り込み”が可能な点が大きな強み
そのほか、時間帯別の効果や使い方の違いなどお気づきの点があれば教えてください。
鈴木
朝昼夜の3枠に出稿した振り返りとして、いくつかの気づきがありました。朝帯は通勤や通学などの忙しい時間帯ではあるものの来店が日々の習慣化になっていて、期間内に複数回ご覧いただけて広告を認知してもらいやすいことが分かりました。いっぽう夜帯だと、学校帰りや仕事帰りなどリラックスした状態で来店される方が多く、見て聞いていただきたいといったメッセージ性の強い広告が効果的だと感じました。
菊地
また昼の時間帯でいえば、営業職員が営業活動に動くなかで、お客さまのほうから「さっきファミマに行ったらCMを見ましたよ」という話をうかがって、会話のきっかけになるといった効果もあったようです。このあたりも生活動線上に根付く広告としての効果的な部分だと思います。
FamilyMartVisionの出稿を検討されている企業様へ、今回気づいたポイントなどアドバイスお願いします
鈴木
全国1万店舗以上に設置されていることから、ファミリーマートに来店する方への複数回のアプローチとしてとても有効だったと感じます。やはり全国的に商材を展開したい企業にとっては効果的ですし、全エリアに対応できる点は強みといえるのではないでしょうか。
菊地
今回の弊社のクリエイティブは音が大事でしたから、こうした点に重きを置く広告の場合は良いと思います。必ず通るレジ上部で大画面・音声付の素材を放映することができる点は、様々な広告媒体がある中でFamilyMartVisionの大きな強みだと感じます。従来の屋外広告とは違って音が出る、思わず見てしまう、というインパクトがありますから。
今後、FamilyMartVisionに期待することがあれば教えてください
鈴木 さらに多くの店舗への設置を期待したいですね。従来の屋外広告とは異なり、設置店舗数が増えたことで、マスメディア広告と変わらないくらいのリーチメディアとしての可能性を感じています。数多くの広告がある中で、FamilyMartVisionならではの地域密着のメリットがいっそう生まれることを期待しています。