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日常的な生活空間に溶け込む媒体だからこそ、お客様の記憶に残るような工夫を 東京センチュリー株式会社

田代雄一様/東京センチュリー株式会社 法人営業第三部 営業第一グループ次長

 

最初に事業紹介をお願いいたします。

 

弊社はリースを祖業として、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する金融・サービス企業です。

具体的には、企業で使われているパソコンなどのICT機器のリースから、自動車やトラックのリース・レンタル、大きなものでは航空機や船舶なども取り扱っており、社会・生活を支えるあらゆる「モノ・サービス」の提供を軸に事業活動を行っています。

高い専門性と独自性を持つ金融・サービス企業として、事業の成長に挑戦するお客さまとともに社会課題を解決し、循環型経済社会の実現を目指しています。

採用活動に際し、会社の認知度を
高めるブランディングが目的

 

最初にFamilyMartVisionをお知りになった際の印象はどのようなものでしたか?

 

何よりファミリーマートは全国に広がる店舗ネットワークがおありですから、レジ上というお客様の目に留まりやすい場所にデジタルサイネージを設置してCM映像を流すという手法は、リーチの面で大きな効果があるだろうな、という印象を持ちました。

ただ正直、最初は画面でどのような広告が流れるのか、すぐにはイメージがつかなかったんです。ファミリーマートで売られている商品の紹介映像を流すのかな?とも思ったのですが、実際に他の企業や商品のCMが流れているのを見てとても新鮮に感じましたね。

 

御社の広告ご出稿は2024年の2月、インパクトのある映像が印象的なCMでした。このときFamilyMartVisionを導入された目的を教えてください。

 

まずは、より多くの皆様に当社の事業内容や社会貢献への取り組みを知っていただきたいという強い思いがあったことです。日常的に多くの方が訪れるコンビニエンスストアという場所で、FamilyMartVisionという接点を通じて企業イメージを浸透させることが主な目的でした。

というのも弊社の場合、主な事業内容がいわゆるBtoBの領域でもあり、一般の方への知名度がそれほど高くないという課題がありました。なかでも新卒学生や中途などの採用活動にあたって、当社のことを知ってもらう点が重要であると考え、認知度を高めるためのブランディングの目的で出稿させていただきました。

 

その際に、FamilyMartVisionが媒体として適していると感じられた点は何がおありでしたか?

 

採用目的を軸にした出稿という意味では、やはり学生さんをはじめとした若い方々に訴求したいと考えましたから、生活動線の延長上にあるコンビニエンスストアのリテールメディアである点は魅力でした。若い皆さんも普段の生活の中で来店機会が頻繁にありますし、自然に目にする広告ということでメリットを感じました。

 

FamilyMartVisionのCMを見たあと、
当社の情報を調べてくださる方が多くおられた

 

ご出稿の条件やクリエイティブの面などこだわった点を教えてください。

 

首都圏のファミリーマート全店を対象とし、昼の時間帯に集中的に放映されることで、若い方々を中心にしたターゲット層に効率的にアプローチできるよう設定しました。

クリエイティブに関しては、「問いがあるなら、悩めばいい。想いがあるなら、進めばいい。さあ、次は何をはじめようか。」というメッセージを冒頭に提示し、視聴者に共感を促すことでお客様の多岐にわたるニーズに寄り添い、共に未来を「創り出す」当社の姿勢を表現することに注力しました。

そして最終的に、「創り出せ、新世紀。」「未来の始点は、今だから。」という力強いメッセージで締めくくることで、単なる金融サービス提供者にとどまらない、社会の様々な分野での当社の貢献と、未来を切り拓く企業としての存在意義を直感的に伝えることを目指しました。あえてイメージの訴求のみに振り切ることで、「何をやっている会社?」といった興味が湧くようなクリエイティブを心がけましたね。

 

ご出稿後の効果としてはいかがでしたか?

 

今回の出稿は2週間という期間でしたが、約2,500店舗という広範囲での露出によって、多くの方に当社の広告をご覧いただけたものと認識しています。そして配信終了後にファミペイアンケートを実施し、広告認知度や企業イメージに関するデータ収集を進めていきました。これらの結果を踏まえて今後の広告戦略に活かしていく予定です。

そのなかで印象的だったのは、FamilyMartVisionのCMを見ていただいたあと、弊社についての情報を調べてくださる方が多くおられたことです。その意味では私たちのクリエイティブの志向にも沿った結果が得られて良かったと思っています。

日常の生活空間に溶け込む媒体だからこそ、
お客様の記憶に残る工夫を凝らすと効果的

 

FamilyMartVisionの出稿を検討されている企業に向けて、アドバイスなどありましたら教えていただけますか。

 

FamilyMartVisionは、高い視認性と広範なリーチが最大の魅力だと感じています。その効果を最大化させるためにも、次の3つの要素が大事ではないかという印象を持ちました。

1つは「ターゲット層の明確化」で、ファミリーマートの顧客層と自社のターゲット層が合致するかどうかをしっかり検討することが重要という点です。2つめが「メッセージの簡潔化」です。15秒という短い時間で伝えたいメッセージを絞り込み、分かりやすく表現する工夫が必要だと感じます。

そして3つめが、レジ上という視覚的な訴求力に長けている特性を活かすために、動きや色彩など「視覚的に惹きつけるクリエイティブが効果的」だと感じました。日常的な生活空間に溶け込む媒体だからこそ、お客様の記憶に残るような工夫を凝らすことが成功の鍵となるように思いますね。

 

最後に、今後FamilyMartVisionに期待することを教えてください。

 

FamilyMartVisionには、今後もデジタルサイネージという特性を活かしたさらなる進化を期待しています。たとえば、最新のテクノロジーを活用した効果測定の精緻化もそのひとつです。今や媒体としての認知度も大きく広がっておられると思いますから、お客様と企業を繋ぐ重要なタッチポイントとして、今後も様々な形で発展していくことを願っています。